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クライマーズ・ハイ

最近読んだ本の中で心に残った作品。テレビで堤真一がクライマーズ・ハイの映画に出演したというのを見て早速映画で見たけど、映画ではよくわからんかった部分が多くて本を読んでみた。

堤真一は主役の悠木和雅役やった。←かっこよかった(^^)

物語は1985年に起きた日航機墜落事故の全権ディスクを任させた北関東新聞社の社員、悠木和雅のお話。著者が本当にそのころ新聞社にいたので現場はきっと壮絶やったんやろうなと思う。

ちょっと暗い影を持つ悠木さん。小さい頃の辛い思いをいつまでも引きずっていてその上、自分の息子ともうまくいかず、会社では「大久保・連赤」という大きな事件を経験した上司達ともうまくいかず、一緒に登山の約束をした安西さんとの約束も果たせず・・・かわいそうすぎる悠木さん。日航機墜落事故を通していろんな事を体験していく物語。人間くさい悠木さんに引き込まれていく物語やった。
by simpsonsimpson | 2008-08-27 22:59 | 読書